「だるま軒」
昭和22年春に開いた屋台。
場所は狸小路2丁目。
その後二条市場の一角に空き店舗を見つけ、屋台と同じ商号の「だるま軒」を構えた。
現在も創業以来同じ場所へのれんを掲げています。
資料によると、
麺作りの天才だった西山仙治。
彼の作る麺の評判が高かった。
いろんなところから麺の注文が入るようになり、本格的に製麺業をやったとのこと。
この麺を多くの店で使われるようになり、札幌ラーメンの礎となったとのことです。
その麺作りのレジェンド西山仙治が残したラーメン愛が受け継がれている「だるま軒」
だるま軒で最初に作られたのはしょうゆラーメンだったとのこと。
前置きが長くなりましたが、
本日は札幌に現存する1番古いラーメン屋さんのラーメンレポートであります。
開店時間11:00~

フライングして11時前に到着しました。
完全にシャッターが降りていたので土曜日定休か?と不安を覚えました(笑)
中に入るとテーブル席3つ(4人×3)
カウンターが12人と結構広い。
昔ながらの朱色のいすとテーブルが哀愁漂う。
電話も黒電話だし(;^_^A
頼んでそんなに時間がかからず出てきたのが札幌で最古のラーメン。

↑しょうゆラーメン680円
(ネギ、のり、焼豚、だてまき、、、)
最初のラーメンってしょうゆだったんですね。
お味はすっごいあっさりしていました。
スープをよーく味わうと野菜の甘味を感じます。優しい味ですね。
特筆すべきなのはやはり麺。
自家製麺。
ちぢれ麺なんですけど、つるつるでプリっプリなんですよ(語彙力無くてごめん、旨いってことです)
さすが西山製麺の生みの親ですわぁ(*´ω`*)
味が薄いので濃い味に慣れている人には物足りなさを感じる可能性はあります。
でも昔から基本を守り、体に悪いものを一切使用していないとのこと。

戦後は食糧難だったとのこと。
そんななか生まれただるま軒のラーメンは当時の人にはご馳走だったんでしょうねぇ
ラーメンを食べながら札幌の昔について思いを寄せてみました
「だるま軒」がなければ、現在の札幌ラーメンが生まれなかったかもしれないと思うと、功績はスゴく高いですね!
また定期的に食べに行こうと思います(*^_^*)
美味しかった、ごちそうさまです(*^^*)