貴様の家にペットがいるなら、黙ってないで申告せんかいッ!!」
最近、出動した女の子から報告が相次いでおる。
「到着したらチワワに吠えられました」 「猫ちゃんがずっとベッドの上から動きません」 「大型犬に飛びつかれてストッキング破れました」 「インコがずっとこっち見てました」
…わかるか諸君。これは事前情報の不足による作戦ミスだ。
いいか、別にペットがいるから行かないとか、そういう話ではない。 女の子だって動物好きな子は多い。 「わー可愛い~」ってなる子もたくさんおる。
ただしだ。
心の準備というものがあるだろうがッ!!
ドアを開けた瞬間、ゴールデンレトリバーが全力で突進してくる状況を 想像してみろ。戦場だぞあれは。
【以下、報告すべき事項】
一、犬を飼っている場合…できれば別室に待機させておいてくれ。 無理なら「犬います」の一言でいい。
二、猫を飼っている場合…まあ猫は自由だ。こっちがどうこうできん。 ただ「猫います」と言ってくれれば、猫アレルギーじゃない子を選べる。
三、その他の生物…爬虫類、鳥類、魚類、昆虫類。 特に爬虫類な。部屋に放し飼いのイグアナとか、上級者すぎるぞ貴様。
予約の電話、あるいはネット予約の備考欄でいい。 「犬います」「猫います」「何かいます」 この一言で、女の子の心構えがまったく変わる。
ペットの存在を事前に伝えてくれたお客様には、 女の子から「ちゃんとしてる人だな」と好感度が上がる。 これはガチだ。鬼教官ウソつかない。
逆に何も言わず、ドアを開けたら足元にフェレットが走り回ってる状況… 女の子のリアクションは「きゃっ」であって、 それはお前に対する「きゃっ」ではないからな。勘違いするなよ。
まとめる。
ペットがいる諸君。お前たちの愛するペットを否定しているのではない。 むしろペットを飼える男は優しい男が多い。それは認める。 ただ、一言伝えてくれ。それだけで全員がハッピーになる。
女の子も安心、ペットも安心、お前も安心。 三方よしの完璧な作戦遂行だ。
電話でもネットでも「ペットいます」。 種類と大きさも言ってくれたら最高だ。 「おとなしいから大丈夫」は飼い主の主観であって、 初対面の人間には関係ないということも覚えておけッ!
以上、本日の作戦伝達終了!!
全隊員の健闘を祈る!! おねーちゃん・おかあさん・おばあちゃん、全店でお待ちしておりますッ!!
敬礼ッ!!
…あ、ちなみに店長は猫派です。小声。
