出勤者よりオーダー数が多くて捨ててます

整列!

聞こえているか、そこのお前!

札幌宅配グループ、鬼教官である。

今日、貴様らを呼び出したのは他でもない。

「注文がありすぎて、断っている」

この一言に尽きる。

電話が鳴る。

また鳴る。

「今日お願いできますか」

「さっきの人、また呼びたいんですけど」

そして受付の答えは、いつも同じだ。

「申し訳ございません、本日は出勤者が少なく」

貴様ら、これがどういうことか分かるか。

売上を、自分の手で、毎日捨てているということだ。

【現場の惨状】

出勤ボードを見てみろ。

寂しいものだ。

予約表は真っ黒なのに、動ける人数はほんの数名。

鬼教官はこの光景を見るたびに、心の中で叫んでいる。

「せっかくの注文が、また流れていくぅぅ」

これは笑い事のようでいて、笑い事ではない。

来てくれるはずだったお客様が、来られなかった。

稼げるはずだった時間が、消えた。

貴様らが出勤していれば埋まっていたはずの枠が、今この瞬間も空いたままだ。

【うちの三本柱】

うちのグループには、大きく分けて三つのタイプがいる。

年齢の話はしない。

そんなものは今日から数字でしかない。

一つ目、明るく場を盛り上げる「おねーちゃん」タイプ。

話していて元気をもらえる、そういう存在だ。

二つ目、包み込むような安心感を与える「おかあさん」タイプ。

話しているだけで肩の力が抜ける、そういう存在だ。

三つ目、場数を踏んだ余裕と知恵で全てを受け止める「おばあちゃん」タイプ。

多くを語らずとも信頼される、そういう存在だ。

貴様がどのタイプであっても構わない。

うちの合言葉はひとつだけだ。

「需要がある人が、勝つ」

【求める人物像】

難しい条件は課さない。

聞き上手であること。

落ち着いていること。

あるいは、話していて安心すると言われること。

こういう人柄は、年齢に関係なく指名がつく。

逆に、これだけは守ってもらう。

ドタキャンをしないこと。

これさえ守れれば、あとは相談ベースで決めていい。

フルで出たい者も、家事の合間に出たい者も、まずは様子見という者も、鬼教官はすべて歓迎する。

【よくある不安への回答】

「バレませんか」

絶対とは言わない。だが顔出しなしや身バレ対策など、工夫できる方法は一緒に相談する。

「容姿に自信がありません」

さっきも言ったはずだ。指名の多くは人柄で決まる。聞いていなかったのか。

「未経験なんですが」

むしろ歓迎する。変な癖がついていない分、教えたことがそのまま身につく。

【鬼教官からの最後の一言】

ここまで読んだということは、多少なりとも気になっているということだ。

出勤者よりオーダーが多くて捨てている。

これは今、うちの現場で本当に起きていることだ。

貴様が一歩出てくれば、そのオーダーは捨てられずに済む。

お客様にとっても、貴様自身にとっても、悪い話ではないはずだ。

迷っている時間があるなら、まずは話だけでも聞きに来い。

鬼教官は、待っている。

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