ご自宅はある程度清潔感がないと次派遣できませんよ。

貴様らァァァ!!!耳の穴かっぽじってよーく聞けェェェ!!!
デリヘルというものはな、ホテルだけでなくご自宅にも派遣可能である!だがしかしッ!条件があるのだッ!!!
それは――ご自宅に最低限の清潔感があること!!!

「鬼教官!俺の部屋はちょっと散らかってるだけです!」
散らかってる!?バカモン!!!その“ちょっと”が問題なんだ!!!
床一面にカップラーメンの空き容器!山積みになったペットボトル!女の子が玄関に足を踏み入れた瞬間、足首までゴミに埋もれるではないかァァァ!!!
これではもはやワンルームマンションではなく“新種の地層”だ!!!考古学者が発掘に来るレベルである!!!

さらに恐ろしいのはニオイだ!!!
「俺は気にしてない」では済まんのだッ!!!女の子は鼻を持っている!鼻栓をして訪問する訳にはいかん!!!
湿気とホコリと正体不明のカビ臭が合体した部屋は、もはや現代の毒ガス室だ!!!
「ようこそ、我が家へ」ではなく「ようこそ、サリン実験場へ」になっておるではないかッ!!!

布団はどうだ!?最後に洗濯したのはいつだ!?
まさか一年間同じシーツを敷きっぱなしではあるまいな!?
女の子が腰を下ろした瞬間、「パフッ」と埃が舞い上がり、そこに眠るダニ軍団が「侵略開始!」と突撃してくるのだ!!!
やめろォォォ!!!女の子は虫かごの実験動物ではないッ!!!

トイレや風呂も忘れるな!!!
黄ばんだ便座、黒カビだらけのバスタブ……そんな戦場に送り込まれる女の子の身にもなってみろ!!!
「ごめんね、ちょっと汚いけど」では済まされん!!!その“ちょっと”が精神的ダメージ1000ポイントなのだ!!!

よく聞けッ!!!
ご自宅に呼ぶというのはホテルよりも難易度が高いミッションだ!
ホテルなら清掃員が毎日掃除をしている!だが自宅は貴様自身の管理能力が丸裸になるッ!!!
部屋がゴミ屋敷=自己管理ゼロ!!!そう判断され、二度と派遣はできんのだ!!!

結論を言うぞ!!!
女の子を呼びたいなら最低限の清潔感を保て!!!
床は見えるように!シーツは洗っておけ!トイレと風呂は光るくらい磨け!!!
部屋の臭いは換気して、せめて「人間の住居」に戻しておけ!!!

それができなければ次は無い!!!
「次回派遣不可」――この烙印を押されてしまうのだ!!!
デリヘルは遊びじゃない!一歩間違えれば“人類衛生問題”なのだ!!!

以上!!!鬼教官からの生活指導訓練を終了する!!!