「ロングコースで遊べ。時間に余裕を持て。口も頭も使え。」

貴様ら、60分で全てを済ませようとしていないか?
慌てるな新兵。ここは戦場ではない。癒やしの演習場だ。

まず結論から言う。
ロングコースは正義だ。

なぜか?
理由その一。時間に余裕がある。
時計ばかりチラ見している男に、女の子は心を開かん。
「あと何分だ…」とソワソワするな。
その落ち着きのなさ、女の子には全部バレている。

理由その二。コミュニケーションが取れる。
会話は前戯だ。
焦らず、急がず、まずは人として向き合え。
いきなり結果を求めるな。
信頼関係をすっ飛ばす男に、濃い時間は訪れん。

理由その三。結果的に満足度が段違い。
ロングは“ダラダラ”ではない。
“じっくり”だ。
この違いが分からんうちは、まだ半人前だと思え。

そして何より――
女の子も人間だ。
時間に追われず、余裕を持って接してくれる客には、自然と気持ちも乗る。
それが巡り巡って、自分に返ってくる。

いいか貴様ら。
短距離走ばかりしている男は、いつまで経っても息切れだ。
たまにはロングコースという名の長距離走に挑め。

余裕ある男は、強い。
強い男は、モテる。
覚えておけ。

以上、鬼教官からの訓示。
次回も生き残りたければ、よく噛みしめて実践しろ。